泣いて馬謖を斬る

時の流れが分からなければ失敗する私は物事に対して、例えば集団の秩序など良いか悪いかで判断する場面で、その是非の判断基準は規則や経験則、倫理観や価値観だけでなく、今の情勢を見極めなければならないと考えます。 優れた人は身を修め徳を養う考え方に表裏があり本心を語らない人の話に耳を傾ける人は少なく、利己的な利益が中心となる卑しき行為もまた、人は安心して身を寄せることはできないと考えます。 内部を固めず外に攻めるのは愚策明確な判断基準を持たない話し合いでは、時に自分の気持ちが揺れ動くことがあります。誰もが自分の判断に後悔したくないわけです。それでも前進するために体制固めることが大切だと考えます。 学ぶことで才能は開花する平素持ち合わせる常識や価値観はある種の固定観念であり、通常の学習能力であれば10年前の自分と寸分違わぬ考えの人もまた、現実には少ないでしょう。やるべきと分かっていながらやり過ごし、今に安住し、自らの進化を止める人に才能は開かないと考えます。休日に諸葛亮に学ぶ。 クロマツ

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貞観政要に学ぶ

組織論では、どの組織も上に立つ人の器以上には成長しないとよく言われます。 だから器を大きくするために努力をしようとしますが、器を大きくするのではなくて、自分の器を空っぽにすることで器の容量を大きくしようと提言しているのが貞観政要。 現代人の想像を超えるほど時間はゆっくりと流れ、形式に則り2,3の所作を行えば、1日が終わってしまうような、簡単なことさえも解明できないことの方が多かった中国は唐の時代、帝王学の書として伝えられる貞観政要。 立場に依らず、我が身を正す学問として千年以上経った今日でも座右の書とされる方は多くいます。 この中で「十思九徳」は、人間の持つそれぞれの矛盾する性質、例えば素直さだけではなく、強かさも同時に持つ、そのような矛盾に満ちているからこそ、非常に落ち着いた、安定したところで深い見識、達識で観るということを見事に表しています。 「六正六邪」は、人間には表と裏があることを教える概念である。 人臣(部下)の行いに、六正・六邪有り。六正を行えば則ち栄え、六邪を犯せば則ち辱められる。 人には「正邪」の両方が備わっているため、自己の想像力を一段階高めて、なるべく人臣(部下)の行いが正しい方向に仕向けるように指導することが上に立つ者の役割ということになります。 会社でも自ら何もしない人ほど、行動する人の痛みが分からないので、結局自分に累の及ばないと判断できる事柄や相手に対しては、ヒステリックに厳しくあたり、また、自分の権力が及ぶ集団を過大に大切にする一方…

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幸せな人生にするには変化を受け入れること

どこの会社にもある目標にまつわる話。目標設定したのに、結局できなかった、忙しい、自分なりには頑張った、お客様の事情が変わったなど、目標に対する言い訳はたくさんあります。でも、周囲から全ての信用を失うとしたら、それでも同じ結果を選択するものでしょうか。出来なくてもいいと、気持ちのどこかにあるのではないでしょうか。 目標管理を具体的に落とし込み、設定した数値をコミットし期限を設定します。期限までにやるという強い動機こそが目標達成には必要なことだと思います。一般的にこれをやる気と言い、評価指標の一つになります。 月の途中で目標月額との差分が1か月数百万円以上あるような、金額だけ聞いたら「ちょっと無理かな」と思ってしまう未達金額の場合があります。この場合、未達金額を分解して考えてみます。 仮に、5,000千円の未達金額があると仮定して、その会社には事業所や部署が五ヶ所あるなら、1事業所、または1部門あたりの割当ては1,000千円です。それが月の途中で残り稼働日が14日間なら、1日、71,428円、その部門に社員が5人いるなら1日一人当たり14,285円の差額目標に変わります。5,000千円の不足を一気に解消できなくも、最小単位に変換すれば14,285円になります。 「月末までに500万売ってこい」と言われるより「1日15,000円売ってこい」と言われたら、考え方、やり方も変わるはずです。今足りない売上を残り稼働日数で考えれば、新規開拓に力を入れても当月分の不足は解決できないと判断し、別の対策に…

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我々の前に道はない、我々の後ろに道は出来る

タイトルは高村光太郎の道程から頂きました。 売上予算は営業能力の問われる試金石になるので、クリアするか否かは営業戦略の変更を余儀なくするものです。目標未達になると有効な打開策を打てないまま、時間が流れ、同じことをより繰り返し、また未達という悪循環に陥ります。 この問題は頑張っているとか頑張ってないという問題ではなく、売上目標の決定方法に無理がないか判断することも含まれます。例えば、数字(目標)有りき、思い有りきの設定で作る場合です。 また、行動を先延ばしにしたり、やらない・やれない理由が第一声になる人は、いつまでも残念な結果になります。なぜなら、やらなければ、何かの間違いも気付かないわけで、「見えない」間違いは誰にも改善できるわけがないからです。蓋然性とは別に、やらない人とやり遂げる人の決定的な違いは、施策の有り無しではないかと思います。 定量的な情報をもとに仮説を立て、自分の施策で動ける人には再現性があるはずです。つまり、一過性ではなく、毎月同じパフォーマンスで一定の成果が得られるわけです。その限界能力を高め、引き出すために、自分の軸があり状況を把握することで考え方、やり方を変えて先に進めるのではないかと思います。 ここで言う再現性とは、どのような状況でも、0から1を生み出せる、同じクオリティで力を発揮できる能力のことです。つまり、仕組み、戦略、優れた商品、勝ちパターンを実現するには、一過性のラッキーパンチではない、再現性が鍵になるわけです。 一方で、いつも指示を受け、「受注した…

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常に最良と最悪を想定すること

目標になかなか近づけない一つの理由として、努力を続けるには、やる気だけでは続かないことを前提にするべきだと考えています。 三日坊主という言葉があるように、そもそも今、この時点のやる気をどれだけの人が一年後もキープできるのか、自分を含めて疑わしく思うのが本音かもしれません。そのため、最初からできないことを想定しておくべきだと思います。 私が思うに、決めたことや約束を反故にする時は、心のどこかで続けなくてもいい、ダメならそのとき考えようという判断を持って仕事をするスタンスがあるように感じます。ただ、この場合、自分の思い通りに阻害要因が全てなくなり、望んだ環境になり、一年後に目標を達成できなかったら言い訳すらできません。 アンジェラ・ダックワース女史の著作、やり抜く力にも書かれていますが、やり抜く力は後天的に身につけることができ、大人になって向上することができると書かれています。 仕事を頼みやすい、任せやすい人には特徴があり、それは立場がどうとか関係ありません。誰もが無意識に「この人なら安心」という認識で頼むようになります。成果の大小を問わず、普段から小さな着地点をクリアし、その繰り返しで大きな目標に辿り着く人が任される、頼まれる人の特徴になります。このプロセスを例外なしに繰り返し、内在的にやる気を発動させ、それを継続することができるわけです。 そのため、任せ続けて業務管理をしないと、仕事量のバランスが崩れ、やる人とやらない人の差がはっきり出てしまいます。これは全て管理者の責任であり、改めなけ…

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